寺社巡り


布田天神社

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布田天神社

祭神:小彦名命、菅原道真公
御利益:豊穣・商売繁盛・学業成就

 延長五年(927)の「延喜式神名帳」に見られるほどの多摩地区有数の古社である。縁起によると、延暦十八年(799)頃、多摩川の広長長者という人が社に籠って神のお告げを受け、日本で初めて木綿の布を織ったと伝えられる。布さらしの図が描かれた絵馬に「布多」の由来がしのばれる。

狛 犬

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狛 犬
この狛犬は、境内で開かれる市と商売繁盛を祈願して寛正8年(1796)に建立され、調布市内では最も古い狛犬である。狛犬の高さ50cm、台石上ニ段40cm、後年台石が高くされ全体で約2mとなっている。
願主は「惣氏子中」とならんで「惣商人中」とあり、今から200年前すでに天神の市が境内で開かれていたことを示す資料として貴重である。
市は、今も毎月25日に開かれているが、昭和初期頃までは古着、古道具をはじめ農機具、節句雛、鯉幟等、庶民生活と深いかかわりある商品が扱われ大変賑っていた。(市の説明板より)

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本殿附棟札
本殿は覆屋内にあり外から見ることはできないが、一間社流造で、桁行一間、梁間一間の身舎の前に向拝の付く小社である。向拝の柱頭に象鼻や獅子頭を飾る。軒はニ軒、本繁垂木。屋根はこけら葺きである。
当本殿は、小社ながら装飾等に江戸時代中期の特色が見られ、社蔵する宝永31706)の棟札から建立年代が明らかである。(市の説明板より)

  禁制 武蔵国多東郡補陀郷
  一、軍勢甲乙人等濫防狼藉之事
  一、放火之事
  一、対地下人百姓非分之儀申懸事
  右、条々堅令停止訖若於違犯
  輩者速可被處厳科者也
  天正十八年四月日  御朱印

太閤の制札
豊臣秀吉が小田原の北条氏を攻めたおり、当地方の人心を安堵させるため天正18年(1590)4月郷中に下したものである。
近世以前には布田の地名が補陀と書かれている。制札は、縦39cm、横68cm、厚さ1.5cmのケヤキ材に書かれている。(市の説明板より)