寺社巡り


井口院
本殿
雨乞い弥勒菩薩像大不動尊像

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神龍山開宮寺 井口院

宗派:真言宗
御利益:眼病・雨乞う・諸願成就
万治元年(1658)武州中野村宝仙寺の第19世清永和尚は、石神井村井口八郎右衛門春重の協力を得て薬師如来を奉安し、この地に寺を建立した。はじめは神龍山開宮寺 威光院と号していたが、のち寛文十二年(1672)に上連雀村の名主・井口家にちなんで現在の井口院と改称した。以来320余年、紀州根来寺の流れをを汲む寺院として地域と密着した活動を続けてきた。また多摩四国八十八ヶ所第三番札所としても知られる。昭和59年の弘法対太師千百五十年後遠忌を記念して大不動尊を建立、不動堂の地下に四国八十八ヶ所お砂踏み霊場を開設している。(御由緒による)
三鷹不動尊として近隣に親しまれている。眼病平癒に霊験のある薬師如来が本尊。地蔵堂、不動堂、閻魔堂、大師堂、地蔵菩薩・馬頭観音などの石像、七福神等が境内には新旧含めて多くの寄進やご利益スポットがある。特に雨乞い祈祷の経文が納められた井口院で最も古い弥勒菩薩、交通安全を祈願して建立された高さ十一メートル(台座を含む)の大不動尊像は見応え十分だ。
上の写真は井口院の入り口。中の写真は本堂、手前に雨乞い弥勒菩薩像がある。
下左の写真は雨乞い弥勒菩薩像
下右の写真は大不動尊像

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雨乞い弥勒菩薩像
石仏ではあまり例のない弥勒の坐像で、組んだ脚の上に両手で宝塔を持ったお姿で、境内の正面、本殿の前にある。
文政11年(1828)、当山第19世慧秀代に降雨を祈願して経文百巻を納めて建立されたもので、当時雨乞い祈祷僧として有名な学在によって開眼供養が奉修された。爾来この弥勒菩薩は雨乞弥勒として有名になり、その霊験は非常にあらたかで、日照り続きの日には遠く秩父、川越方面からも雨乞祈願に見える人があったという。
この雨乞い祈祷僧学在の功徳を記念して学在供養塔(五輪塔浮彫)が近在の人や遠方の人(新宿追分、川越、秩父塔各方面)の手により境内(山門脇)に建立されている。
また、この弥勒菩薩の周囲を巡る馬走けが年中行事として明治の中頃まで行われていたという。