野川を歩く


野川流域
野川流域マップ

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野川と古代遺跡

 国分寺市の日立製作所中央研究所内の湧水を源流に二子玉川で多摩川に注ぐ野川の流域には古代から人々が生活しており、古代遺跡が発掘されている。野川沿いの国際基督教大学内構内で発掘調査された遺物は国際基督教大学内構内こある湯浅八郎記念館で展示されている。
 武蔵野公園から小金井市方面の上流を遡ると両岸にはしだれ桜が植えられており、数十年後には桜の名所になるのではないだろうか。また、この両岸に古代遺跡が散在している。

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野川中州遺跡
 昭和61年から63年に、野川調整池の工事に先立って発掘調査が実施され、旧石器時代から近世までの遺構・遺物が多数発見された。
 旧石器時代(約一万〜三万年前)では関東ローム層中から石槍・ナイフ形石器等の石器・礫群と呼ば

れる調理場の跡が多数出土した。また、低湿地に堆積した泥炭層中から、氷河期の寒冷気候を示すカラマツ・トウヒ・チョウセンゴヨウ等の針葉樹や花粉の化石が多数発見され、当時の自然環境を明らかにすることができた。
 縄文時代(約二千三百〜一万年前)では、草創期・草期・後期の遺構や遺物が出土している。他にも古代(平安時代)。中世・近世の遺物も発見されている。(小金井市教育委員会案内板より)

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新橋遺跡
 この遺跡は野川北岸の立川段丘上にあり、昭和39・51・61年に発掘調査された。
 関東ローム層中から、後期旧石器時代(約一万二千〜三万年前)の石器や生活の後が確認され、中でも旧石器時代の終りころに見られる細石器がまとまって発見されている。また四千年前の縄文時代後期の住居跡が発見され、多数の縄文土器、魚網用のおもりとして利用された石錘や祭祀用の石剣などが出土している。(小金井市教育委員会案内板より)
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前原遺跡

 この遺跡は野川沿いの立川段丘面にあり、昭和50年に河川改修工事に伴い発掘調査された。
 関東ローム層中から旧石器時代(約一万二千〜三万年前)の異なった時期の生活面が重層的に発見され、多数の石器や礫群と呼ばれる石焼き料理場の跡が多数出土した。
 また、縄文時代中期(約四千年〜5千年前)に集落ができ、竪穴住居跡十ヶ所や多数の土坑(墓や貯蔵穴等)が見つかっている。住居跡の中には柄鏡形住居と呼ばれる張り出し部のあるものが一ヶ所発見されている。(小金井市教育委員会案内板より)

湯浅記念館

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湯浅記念館

 湯浅八郎記念館は国際基督教大学構内こある。湯浅博士が収集した民芸品や国際基督教大学構内で発掘調査された古代遺跡の出土の埋蔵文化財等が保管・展示されている。
 入場無料、月曜・日祭日は休館