野川を歩く


真明寺

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貫井山妙音院真明寺

新義真言宗豊山派
 多摩新四国八十八ヶ所第三十番札所
 真明寺の本尊は大日如来である。徳川時代貫井村の鎮守弁財天社と供にその別当寺として同一境内に相接して立地してきた。大日如来が本地で弁財天が垂迹神であった為、両社寺は神仏習合の典型的な形をとっていた。

 明治維新の神仏分離令により多くの神社内にあった仏教施設は破却されたが、当寺のように現在なお往時の姿を残している寺は極めて稀である。
真明寺の創建は明らかでないが、かって本寺であった府中妙光院の記録では、中興の時を永禄十二年(1569)、創建者を海宥としているが実証する資料はない。小金井市誌では、尊祐が中前にあった真明寺の前身と、当寺の近くにあった大日如来堂とを合わせ、延宝六年(1678)この地に移築したと述べられている。この説は真明寺に保存されている開山尊祐の位牌に記された没年(1694)や、遺跡の存在から真実に近いとみられる。
 真明寺は貫井神社と共に、その背後をはけの緑滴る森に囲まれ、その前面には泉水を満々と湛えた池やプールがあった。近郷稀に見る美景地で神仏習合の配置により参詣者が増加している。(由来の碑より)